OCR試験の豆知識

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OCR試験と電流計

高圧受電盤の電流計のMAXが150Aだったとする。
その場合、高圧CT比は150/5Aと推測できる。

OCR試験を行う際、CTT2次側から電流を流す。
まず最初に、メーターが問題なく動作するかどうかを確認する。

電流計をR相に設定し、OCR試験機からR相に2.5Aの電流を流す。
すると、MAX150Aの電流計であれば、75Aあたりを指す。
これが大幅にズレていた場合、何かしらの問題がある。

続いて電流計をT相に切替え、OCR試験機からT相に電流を流す。
R相と同じく2.5Aを流し、メーターが75Aを指していることを確認する。

ちなみに電流計のS相にしておくと、OCR試験機からR相を流した時も、T相を流したときも、どちらも電流計は振れる。S相が戻るルートになっているからである。

周波数(50Hz/60Hz)の整定値

出荷時は60Hz整定になっている。50Hz地域で使用する場合、当然ながら50Hzに切り替えなければならない。またOCRを60Hzに設定した状態のまま50Hz電源で試験すると、値がずれる。

三菱 MOC-A3 周波数変更ディップスイッチ

電流を流すと液晶に「F.E.」というエラーが表示されるので、そこで気がつく。

接点動作不良の見つけ方

OCRの警報接点であるa1-a2、トリップ接点であるT1-T2のa接点が動作不良を起こし、継電器が動作してもa接点が閉じない不具合を確認する方法

・a1-a2のどちらかの配線を外す
・OCR試験機の信号線をa1-a2に取り付ける
・OCR試験機のカウンターを切り、導通したら「ピー」と鳴る状態にしておく
・その状態でCTTから電流を流し、200%試験を行う。(3A整定であれば6A)
・超反限時、ダイヤル1であれば2.67秒後に動作し、ピーと鳴るはず
・そのまま数秒試験電流を流し続け、導通音が流れれば異常なし、一切流れなければ異常あり。
・注意:この試験を行う前にOCR試験機本体の信号線の導通確認も行う必要がある。

以上、T1-T2接点についても同じ。

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