活線中の照明器具の交換(先輩から教わった方法)

電気工事屋さんはブレーカーを切らずに照明交換工事などをすることがある。本来はブレーカーを切って無電圧状態でやるほうが望ましいし、活線工事による感電死亡事故なども多発している。

ブレーカーが切れなくても、照明器具用のスイッチは切れるはずなので切っておく。

まずVVFの黒線から抜き、導体部分を絶縁テープで巻く。
その後、VVFの白線を抜き、同じくテープ巻き。

黒から抜く理由
白から抜いてしまうと、対地電圧がかかっている黒線と器具が対地電圧的に宙に浮いてしまう。
白はアースで0Vなので、抜く時は白(対地電圧0V)を最後まで残しておく。

その後、古い器具を取り外し、新しい器具を据え付ける。

次に白線の絶縁テープを剥がし、ペンチで白線の芯線を切って被覆をむいて新しくしてから器具に差し込む。理由は使用済みの芯線は、傷や変色・劣化している可能性があるから。


白線が差し込めたら今度は黒線を同じように作業して完成。

これがあると便利「VVFストリッパー」

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