裸圧着端子、なぜ逆に圧着するのはダメなのか?

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丸形圧着端子のかしめ部分

圧着端子の表と裏では少し形が違う。
表には中央にくぼみがある。

裏側にはくぼみがない。

裏表を間違えて圧着してしまうと、ちゃんとした適正な圧着にならず、接触不良による接触抵抗の増加、配線が抜ける、切れる、焼損するなどが発生する可能性。

圧着端子の工具

圧着端子のJIS:JIS C 2805
圧着接続性、圧着部の引張強さ、温度上昇、耐電圧、電気抵抗試など、様々な試験が行われる。

なぜ圧着端子を裏でつぶしてしまうのか?その理由は?

予想
・裏で潰しちゃだめなんて、そんなこと聞いたこと無いし習ってもいない。
・表でも裏でも、どっちでも対して変わらないと思っていた。
・知ってはいたが、自分の間違いに気が付かなくて放置した。
・知っていて、間違いにその場で気がついたが、面倒なので放置した。

リングスリーブとは?

終端重ね合せ用スリーブ。
異なる径・同一の径の電線を、終端で圧着する時に使う。

仮にこのリングスリーブ型で丸形圧着端子を圧着すると、押しすぎてかしめる部分が潰れてしまう。

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