電工ナイフの特徴
カッターナイフに比べて刃に厚みがありVVFなど切り込み過ぎない。
そのためケーブル内側の芯線被覆や芯線を傷つけにくくなっている。
製品:ホーザン(HOZAN) Z-683
カッターナイフ
刃が非常に薄いので、切り込みやすく、左右横方向に力が分散しやすく、芯線被覆に切り込みが入って被覆を削いでしまったり芯線を傷つけてしまう可能性がある。
作業中にずれたり滑って手に当たった場合、電工ナイフだったら手を切らなかったものも、カッターナイフの場合、手を切って血が出て怪我をすることがある。
電工の方々の意見
・最初は手入れしてたけど、だんだんカッターばかり使うようになった。
・手入れしないと、逆に切れないと余計な力が入って危険。
・万が一、手などを切った時も治りが早いし傷も綺麗に治る。
・自分はあんまり切れないくらいのナイフの方が好き。
通信線などを剥く時
FCPEVなどの通信線や芯線の細い撚り線の場合、電工ナイフだと刃を当てても電線の方がぐにゃっと曲がってしまって被覆に傷をつけることができない。なのでこの場合、カッターナイフで少し被覆に切り込みを入れて、ペンチやニッパーで挟んで親指で押し出すようにして剥く。
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