屋外電灯の雨の吹き込みによる絶縁不良
晴れの日は絶縁が良く、風の強い雨の日に絶縁不良が起こるケース。
原因は、屋外電灯の雨の吹込みによる絶縁不良。
台風などの強い横風が吹くと雨が入り込む。
翌日、天気が良くなり晴れると絶縁が良くなる。
漏電ブレーカー１次側より電源を引き出してしまった場合
漏電ブレーカー１次側から非常電灯用の電源を引き出し、かつ非常電灯回路に漏電ブレーカーなどの設置をしなかった場合。漏電電流が流れても保護されず流れ続け、それによって劣化が進み、さらに絶縁抵抗が低くなる。
金属の接続箱内で絶縁不良
接続箱内、配線の結合接続した絶縁処理部の絶縁不良。
ケーブルを接続箱の金属エッジと蓋で挟み込んでしまい、被覆に傷がつき、そこから金属のプルボックスから接続されたアース線に向かって漏洩電流が流れることで金属箱の一部が焼損した。
写真：プルボックス（ステンレス製・亜鉛メッキ製）
低圧電灯回路にて絶縁不良が見つかったが放置した結果
- 絶縁監視装置の発報
- 電気器具の故障
- 感電や火災事故
- 原因が屋内ではなく屋外電灯などであった場合、地絡によるPAS開放で全館停電
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