正相と逆相

正相と逆相

正相
正回転:モータから出力軸を見て右回転。

逆相
逆回転:モータから出力軸を見て左回転。
三相交流回路の相回転が逆になった状態で、三相誘導電動機は逆回転となる。

※三相交流回路とは、電流または電圧の位相を120°ずつずらした3系統の単相交流を組み合わせた回路のこと。

電動機を逆回転させることを想定していない設計の場合、逆相にすると、大きな抵抗が発生したり、冷却機能が損なわれるなど、異常加熱や焼損の原因となる。

逆相電流

発電機から不平衡負荷への電源供給を行うと、回転子磁界と逆方向に流れる電流のこと。
逆相電流が過大になると、発電機が異常振動したり、固定子が発熱して故障する可能性がある。
逆方向の電流によって有効なトルクが減少するため、効率や出力そのものの低下につながる。

検相器

相回転はモーターの回転に影響する。
正相なら正回転、逆相なら逆回転をする。
逆相で動作をさせると故障する機器もある。

逆相・欠相リレー

3本の電源線の逆接続異常を検出し、コンタクタ投入を防止することで、モータの逆回転動作を防止する。
3本の電源線のうち、1本が断線したことも検出できる。
※断線状態でモータを運転するとモータが焼損する。

電線の識別標識

相回転の確認作業

UGS、PAS等の受電設備の更新の際は、正相と逆相に注意する。
工事前に、低圧の動力ブレーカー1次側にて検相を確認し、正相か逆相かどうかチェック。
絶縁耐力試験終了⇒工事完了⇒高圧受電⇒電圧確認と、ここまで来たら、低圧ブレーカーを入れる前に、再度検相を確認する。

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