分電盤が見つからない場合、どうする?

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絶縁不良の分電盤が見つからない場合

低圧配線の例

キュービクル内
⇒電灯MCCB⇒屋内電灯分電盤「L-1」
⇒動力MCCB⇒屋内動力分電盤「P-1」

・キュービクル内MCCBで測定したところ絶縁不良を発見。
・その下流にある分電盤「L-1」や「P-1」を探そうとしたところ、見つからず。

小規模な建物の場合
・分電盤の数も少ないし、ほとんどの場合は探せば見つかる
・大型モールや宿泊施設等の分電盤など設置者側が把握していない場合も

さてこの場合
①分電盤の場所がわからず絶縁不良箇所を特定できませんでした。調査と改修をお願いします
②分電盤の位置を把握して、そこも点検するのがお前らの仕事だろ!と怒られる

意見①
・管理技術者として委託されているなら分電盤の位置は全て把握して当然だ。
・保安規程の別表明細には明記しているが設置者には渡していない。
・言われたらする、言われなかったらやらない、という考え方は理解できない。

意見②
・契約前に、電気図面、建屋図面はあるか尋ねる。
・分電盤の位置は把握しているか、常駐する設備員や管理人様はいるか尋ねる。

その他
・分電盤は女子トイレや女子更衣室の中にある場合もある
・設置者が工事会社に依頼して勝手に増設、図面なし、図面が違う

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