ラズパイでLチカをやってみる
必要なもの
- ブレッドボード
- LED
- 抵抗
- ジャンパーワイヤー(オス-メス)
ラズパイからの出力電圧
Raspberry Piの3.3V電源端子を使用する。
LEDの注意点
足の長い方がプラス側(アノード:anode)
足の短い方がマイナス側(カソード:cathode)
LEDの逆電圧とは?
LEDは、正しい方向(順方向)に電圧をかけなければ発光しない。
逆方向に電圧をかけるとLEDそのものが破壊されてしまう。
逆方向に電圧をかけることを「逆方向電圧(逆電圧)」呼ぶ。
「VR」という略語を使って表現される。
LEDと抵抗の選定
電源の間に抵抗を挟まずLEDを直結させると電流が流れすぎてしまいLEDが壊れる。
LEDは2mA~20mA程度の電流が流れば光るらしい。
電圧は3.3V、抵抗は1kΩまたは330Ωを、LEDと直列に繋ぐ。
3.3V÷1kΩ=3mA
3.3V÷330Ω=10mA
回路図
ラズパイにpythonを書き込む
LXTerminalを開いてnanoを立ち上げる。
LXTerminalはRaspbianのデフォルトのターミナルアプリケーション。
pythonのファイル名は「led.py」
nanoコマンドでled.pyファイルを作成してLチカのプログラムを書き込む。
nano led.py
#timeモジュールをインポート
import time
#RPi.GPIOモジュールをインポート
import RPi.GPIO as GPIO
# BCM(GPIO番号)で指定する設定
GPIO.setmode(GPIO.BCM)
# GPIO17を出力モード設定
GPIO.setup(17, GPIO.OUT)
while True:
# GPIO17の出力を1にして、LED点灯
GPIO.output(17, 1)
# 2秒待つ
time.sleep(2)
# GPIO17の出力を0にして、LED消灯
GPIO.output(17, 0)
# 2秒待つ
time.sleep(2)
ファイルに書き込んで保存が出来たらpython実行
python3 led.py
これでラズパイからLチカが出来た。
ちなみに0.1秒間隔で実行すると点滅が確認出来たが、0.01秒にするとずっと点灯状態だった。
終了方法
Lチカをストップさせるためには「Ctrl + C」を押す。
これで「実行プログラムの強制終了」が出来る。
強制終了は出来たがエラーが表示された。
/home/pi/led.py:11: RuntimeWarning: This channel is already in use, continuing anyway. Use GPIO.setwarnings(False) to disable warnings.
GPIO.setup(17, GPIO.OUT)
このチャネルは既に使用されていますが、続行します。
警告を無効にするには、GPIO.setwarnings(False) を使用します。
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