スコットトランス

  • ST(スコットトランス)の二次側は、位相の90度異なった2つの単相回路が得られる。
  • 非常用発電機3Φ200Vの動力回路⇒単相100Vの電灯回路の変換の際によく用いられる。
  • 2つの単相負担が等しいときに、ST一次側は平衡三相電流となる。
  • 電源側の三相発電機に悪影響を与えることなく、ビル・工場などの非常用電源として使用される。
  • ST二次側の2つの出力端子を並列接続(1回路にまとめる)すると、変圧器が焼損する。
  • ST一次側(三相側)を平衡させるため、ST2次単相負荷容量A・Bは、A=Bにする必要がある。
  • A=Bの条件が満たされなくても変圧器に影響はないが、三相側が不平衡電流となる。
  • STの定格容量Pは、P=A+B、A=Bとして設計される。
  • ST二次側で使用出来る一相あたりの最大容量は、定格容量Pの1/2となる。

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