灯動共用変圧器

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灯動共用変圧器とは?

1台の変圧器より、動力負荷と電灯負荷に供給できる。
小型で省スペース化。コンビニなどの店舗に設置される小型キュービクルに設置可能。
異容量三角結線。

三相容量と単相容量の負荷分担があらかじめ指定され、固有の負荷分担曲線となり、それに合うように単相負荷に供給する相の巻線容量が他の2相のものより大きく製作されている。 なので、単相負荷が少ない時は三相負荷が多く使用できて、三相負荷が少ない時は単相負荷が多く使用できる。

灯動共用変圧器を上部から見た図

灯動共用変圧器 結線図

負荷分担曲線

デメリット

各巻線の負荷力率が異なるため、電圧降下に差異を生じ、線間電圧に不平衡を生じる欠点がある。

注意点

通常だと、変圧器の二次側接地は、単相側中性点に施す。
しかし、単相側中性点を接地した場合には、三相側の接地はできない。
この変圧器を、三相二次側ー端接地を施している設備に使用する場合は、接地回路の見直しが必要。

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