なぜ建設業(特に電気関係)には女性が少ないのか?
設備、大工、内装、左官、清掃等では女性も多少はいる。
しかし電気工事、電気施工管理、電気管理技術者では女性の姿はほぼ皆無。
専門性、丁寧さ、段取り、接客対応、そういった部分が評価されやすい。
しかも、給与もけっこう高い。
ならば女性の応募がもっとあっても良いはず。
電気関係の仕事に女性が少ない理由を予想
- そもそも職業自体を知らない
- 電気に興味をもつ女性が少ない
- 高校や大学の電気科に女性が少ない
- 働く側の男性にも女性に対する見下しや差別意識がある
- 親が反対する、親が現場で働くことをよく思わない
- 中学校の先生から進路指導で工業高校ではなく商業科、普通科、女子校を勧められた
- 工業高校の中でも「○○の方が女性が多いから」という理由で電気科以外を勧めれた
電気科は、そもそも高校の時点から女性人気がない
まず工業高校へ進学する女子が少ない。
さらに工業高校には、様々な学科がある。
- 機械科
- 建築科
- 化学工業科
- 電子機械科
- 電気科
- インテリアデザイン科
- 情報技術科
この中でも、群を抜いて「電気科」の女子人気が低い。
高校と同じく、大学や専門学校でも同じである。
逆を言えば、人気がない分、女性同士の競合が少ない。
なぜ電気は女性人気がないのか?(予想)
汚れる仕事は嫌だから
電気より、介護、看護、清掃、保育の方がよっぽど汚れて大変だと思う。
特に人間と接する分、風邪、インフル、コロナ、腸炎など、感染症対策が大変。
人間相手の仕事ではないから
確かに介護、看護、保育、飲食、接客、といった人間相手の仕事とは異なる。
しかし、簿記、事務、化学、薬学も、直接的には人間相手の仕事ではないが人気はある。
力仕事は出来なそうだから
電気仕事の内容にもよるが、これも正直、介護、清掃、保育の方が大変だと思う。
また工場作業、左官、設備、内装、大工などは、女性でも働いてる人は多少はいる。
上記の職業に比べたら、電気施工管理や電気管理技術者の力仕事は、点検機材の搬入と搬出くらい。
なのに電気関係で働いている女性はほとんどいない。
他業種との比較
※知人に聞いた話でサンプル数は非常に少ない
飲食:休みが少ない、拘束時間が長い、給与が低い、手が荒れてきつい。
介護:老人からの暴言、腰痛、ヘルニア、精神的につらい、給与が低い、深夜勤務がつらい
美容師:休みが少ない、長時間労働、給与が低い、足が痛い、手が荒れる、将来が不安
携帯販売:将来が不安、クビになったらどうしよう、スキルが身につかない
食料品販売:給与が低い、休みが少ない、将来が不安
どうすれば女性が増えるのか?
- この職業自体の存在を女性に知ってもらう。
- 他業種と比較して労働環境や待遇が良いことを知ってもらう。
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