UVRの接点は、b接点を主体としており、定格電圧が印加された状態では接点が開放状態、電圧が低下し設定値以下になると接点が閉じる。
誘導円盤型の場合、円盤の回転によって、接点が閉じる。定格電圧が印加された状態では、円盤に回転力は発生しない。整定電圧を下回ると、回転力に不平衡が生じ、円盤が一定時間回転を継続することで接点が閉じる。
VCB投入で電圧が確立するとき、UVRが動作⇒復帰するまでの間の誤動作防止策として、タイマー回路を設ける。ただしUVRのP1P2への入力電圧(VT)がVCBの1次側にあった場合、タイマー回路は必要ない。
トリップ回路と警報回路は、それぞれつなぐ接点がちゃんと決まっている。
継電器に対して、絶縁抵抗測定、耐電圧試験をしているようだ(取説より引用)
絶縁抵抗(500Vメガー)
- 回路一括とE端子間
- 電気回路相互間
- 接点回路端子間
耐電圧(AC2000V 1分間)
- 電気回路一括とケース(E端子)間
- 電気回路相互間
- 接点回路端子間(極間)a11~a12、a21~a22
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