DSR 67 短絡方向継電器

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誘導発電機の場合

回転子がカゴ形のものは励磁装置がなく、接続されている系統から励磁電流をとる。
なので、系統の短絡事故の場合には電源電圧がなくなり、励磁電流がとれなくなり、自動的に発電が停止する。
なので、系統に短絡電流を流さないので、DSRが必要ない。

K2ZC-K2DS-Nの動作条件

1.発電機側から系統側に流れる短絡電流が整定値を上回った場合。
2.短絡電流と測定電圧の位相が動作域にはいっている場合。
3.系統短絡時に発生する系統側の不足電圧により、検出電圧が不足電圧整定値よりも下回った場合
(不足電圧はロックすることも可能)

上記3条件が揃った場合に動作する。

検出方法

相電流Irに対しての位相は線間電圧Vstとの関係で検出している。
系統が健全状態では、線間電圧Vsrに対して、相電流Irは90°位相が進んでいる。
系統側で短絡が発生した場合、短絡電流Irは配線のリアクタンスの影響をうけて90度遅れとなる。
加筆中・・。

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