中継端子台で線番が変わる

中継端子台とはこのような製品。
縦列の上下は導通がある。左右は繋がっていない。

配線例
MCCB2次側⇒中継端子台⇒保護継電器の制御電源(P1・P2)

なぜか中継端子台にて線番をわざわざ変えている現場がある。そうすると、MCCBの2次側と、保護継電器の端子部分で線番が異なり、保護継電器の試験を行う際に混乱する。

このように線番は工事会社の意図やミスによって正しく表記されていない場合があるので、配線の対応関係を確実に行うにはテスターと延長ケーブルを使用し、MCCB2次側と保護継電器の導通があるかどうかを調べるようにする。

IV撚り線で、その両サイドに「みのむしクリップ」がついているケーブルがオススメ。もうすでに完成形として販売もされている。

そうではなく、自分でIVより線とみのむしクリップを購入して、はんだゴテでIV線とみのむしクリップを結合して、自分の好きな長さで作る方法もある。

この延長線はいろいろなところで使えるので、5~10m程度の長めの線を2~3本持っておくと便利。

コメント