UVRとVCBの開放・投入シーケンスについて

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受電盤のUVRとVCBのシーケンス

UVR動作で52Rや52F1等が投入・開放される設備。

受電盤にあるCOS(手動⇔自動)を手動状態にしておくと、PASを開放してもVCBは開放されない?
それとも停電の時はCOSの位置は関係なく開放される?

予想:開放されない
COS手動状態⇒地域停電発生⇒仮にVCB開放⇒復電の際にVCB入らない⇒あり得ない

COS(自動⇔手動)がある設備で「手動」で運用した場合の危険性

地域停電発生⇒VCB全部投入状態⇒復旧⇒一気に電圧印加⇒励磁突入電流

可能性
・LBSヒューズ溶断
・OCR瞬時動作でVCB開放
・人が駆けつけるまで復電されず

52Rが投入されるまでのタイマー設定の意味とは?

例:27復帰(180s)⇒52R投入(2s)⇒52F1投入(2s)⇒52F2投入

これ、たまに52R投入するまで1分以上タイマーで経過してから投入する設備あるんだけど、なんでそんなに時間を空ける必要あるの?どういう設計思想?一体なんのメリットが?

予想
落雷の頻発で瞬停が何度も発生した場合の安全処置?52R投入までタイマーによって2~3分を設けることで、遮断器の予期せぬ複数回の投入・開放動作を避ける。配電側の電力供給が安定したことを見計らって、52Rを投入するための遅延処置か?

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