実務経験の証明書発行を条件に誓約書を書かせたり脅したりするパワハラ会社

電工1種、施工管理、保安管理業務の外部委託など、その資格を取得する上で実務経験の証明や会社印が必要な場合がある。

このとき、勤務先の会社が従業員に対して証明書を発行する代わりにある条件を提示して誓約書を書かせたり、従業員の勤務態度によってはあなたには実務経験証明を発行しないなどと「脅し」をかけることは法的には問題ないのだろうか?

実際、エックスの投稿を見ていても本当に似たような理由で証明書を発行してもらえなかったりした事例があるようだ。

誓約書の法的効力と損害賠償請求

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対策方法

まだ資格を取れていない人
もうクビになることを覚悟して、実名+会社名で経産省に電話または書面で報告する。メールやボイスレコーダーなどの証拠があればそれを合わせて提出する。経産省HPでも「事業者へ実務経験発行のお願い」という形で促している。正直、これで経産省が一言会社に連絡するなり動いてくれなければ会社が是正される望みは薄い。

経済産業省】電気事業法の手続において必要となる従業員又は元従業員の実務経歴証明書の発行について(お願い)

もうすでに資格を取得した人
すでに資格の取得はしているが、過去に実務経験を担保にした脅迫まがいのメールなどを役員から受けた場合、会社の不正を内部告発するという意味で「この会社はこのようなやり方で実務経験を脅しの材料にしています」と報告する。

「喉元すぎれば」ではないけれど、自分さえ資格をとってしまえば後は会社と無駄に揉めても自分にメリットないから言わずに黙ってる人がほとんどだと思う。なんかクラスのいじめを見て見ぬふりする学校と同じ。自分がいじめの標的じゃなきゃセーフ。会社と無駄に揉めたくないから黙っておこう、みたいな。

そして役員からのパワハラや暴言は立場の弱い人間に対して繰り返し行われ、若い人が無駄に傷ついて凹むという何とも非生産的な事象が繰り返される。

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