上海電力と大阪市の咲洲メガソーラーの関係

「上海電力」の正式名称は「上海電力日本株式会社」である。
「上海電力日本株式会社」の親会社は「上海電力股份有限公司」である。
「上海電力股份有限公司」は中国上海証券交易所に上場している大手電力企業である。
「上海電力」は「上海電力股份有限公司」が日本で設立した100%子会社である。

大阪市南港咲洲(さきしま)のメガソーラー発電所とは?

定格出力:2.4MW
上海電力日本株式会社が日本で初めて建設したメガソーラー発電所。
大阪市で稼動した初のメガソーラー発電所。
上海電力日本株式会社と日本伸和工業株式会社が共同で投資。
2014年3月16日から建設開始。
2014年5月16日から稼動。

上海電力HP「この事業は大阪市により招致頂いたもの」

ホームページに書かれていた。大阪市により招致された?
あれ?入札じゃなかったの?

咲洲メガソーラーと大阪市の契約内容

入札形式:条件付き一般競争入札
落札者:伸和工業株式会社・日光エナジー開発株式会社 2社
落札価格:550,001円(月額)
契約内容:発電用地の不動産賃借契約
所在地:大阪市住之江区南港北2丁目45番地の一部、46番地の一部
貸付面積:49,999.15平方メートル
事業期間:平成25年1月1日~平成45年10月31日
発電予定量:1,000キロワット(1メガワット)以上
発電事業開始予定:平成25年7月

あれ?上海電力は入札に参加していない・・。

上海電力の参入はどこから?

2013年12月(落札日から10日後)伸和工業が合同会社を設立した。
合同会社名は「咲洲メガソーラー大阪ひかりの泉プロジェクト」

2014年4月11日、上海電力が合同会社に出資し、実質的事業者になった。
その結果、上海電力は、入札に参加しないまま、発電事業に参入した。

橋下徹氏と上海電力との関係とは?

大阪府知事:2008年2月6日~2011年10月31日
大阪市長:2011年12月19日~2015年12月18日

Newsbar橋下、北村弁護士との対談より
橋下氏は「上海電力の咲洲メガソーラー参入は入札だった」と繰り返し主張した。
ただ、大阪市が咲洲メガソーラーについて入札を行ったのは1回だけ。
この入札には、上海電力は参加していない。
落札発表日は、2013年12月26日。

WTO入札ルールとは?

政府や自治体などが行う入札案件で、自国と他国の業種を差別しないこと。
一定の条件下で海外の企業からも入札が参加できるようになった。
大阪の咲洲メガソーラーの入札時点では、二つの日本企業であった。

大阪府に関する疑問点

上海電力は中国の電力企業の100%子会社である。
「上海電力」のロゴマーク左の「国家電投」は「中国国家電力投資集団」の略である。

メガソーラー事業は毎月巨額の利益が見込める。
大阪府はその利益を「上海電力」と中国政府と中国共産党に献上していることになる。

ただ入札時点では、合同会社は2社とも日本企業であった。
しかしいつの間にか、そのうち1社が「上海電力」に変わっていた。

だから橋下さんと上海電力の疑惑が色々と推測で語られてしまうわけか・・。

橋下さんの返答

入札は、年に何万件もあるらしい。
知事や市長が、入札者の出資元を全件チェックすることは不可能らしい。
また仮にチェックできたとしても、特定企業を排除することは法律上不可らしい。

ということは、入札段階においてはフロント企業は2社とも日本企業なんだから判別も不可能だしそれを排除することだって不可能、ということ。

冷静に真相解明したいなら、民間人になった橋下さんを追求するよりも、大阪市議会で追及、住民監査請求、行政訴訟などがいいらしい。大阪市議会は維新が半数いるので、維新を追求したいなら、自民党や共産党からガンガン議会で追求すれば良い。

住民監査請求とは?
住民からの請求で、地方公共団体の執行機関又は職員の行う違法・不当な行為又は怠る事実の発生を防止し、又はこれらによって生じる損害の賠償等を求めることを通じて、地方公共団体の財務の適正を確保し、住民全体の利益を保護することを目的とする制度。

上念司さんの解説

日本の会社をフロント企業にして、入札させた後、会社を入れ替え、中国企業が乗っ取るようなスキーム。

これは、日本にある太陽光の補助金やFITの制度を使えば、大阪だけではなく、全国どこでも使える。

結論

正式な質問状に対して大阪市役所から明確な答弁が出たらしい。

参考・引用

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